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経営全般

中小企業でも残業上限規制の影響に要注意

この4月から働き方改革の推進で導入される「時間外労働の上限規制」が改正労働基準法で施行されます。時間外労働の上限は従来通り原則「月45時間、年360時間」ですが、短期間の突発残業に対応できるよう、1か月では法定休日労働を含んで100時間未満、2か月ないし6か月のどの月平均でも80時間以内、月45時間を超えることができるのは年6か月以内で年上限が720時間と…


世界に誇る日本の科学館を次世代に

いわゆる科学館といった類の体験展示館は日本にいくつあると思われるでしょうか? 日本には国立や都道府県立だけでなく個人の私財を投げうって作られた博物館や美術館が多くありますが、同じように科学技術館という施設もたくさんあります。国公立の科学館だけでなく、企業が技術をPRしたり社会貢献活動の一環で運営されているところもあります。文科省の調査によれ…


儲けを何に使うか

前回のコラムで、自分が稼いだ給料は社会や両親が教育投資してくれたおかげで得ることができた付加価値の対価であることを考えた場合、自分が好きなように使うのではなく、もっと将来還元できるように自分自身に投資するべきであるという主旨のことを伝えました。 これはあくまで個人が得た給料という視点からでしたが、企業という立場から考えた場合どういうことが…


人材育成は未来への投資

元マクドナルドの社員で現在講演家の鴨頭嘉人氏が高校生向けに講演をしていた動画を見ました。この方はさすがプロで、わかりやすくぐぐっと引き込まれる内容ばかりです。その講演で、高校生に「皆さんはアルバイトや将来企業で働くようになって得た給料は、全部自分が自由に使っても良いと思っている人は手を挙げてください」と問いかけました。ものの見事に全員が…


技能実習法運用における異常性

技能実習制度にはさまざまな問題が露呈してきています。そもそも本来発展途上国の産業人材育成貢献のために始まった技能実習が、昨今の人手不足の格好の受け皿として企業が活用する実態があります。その本音と建て前の挟間の中で、いろんな労務管理上の問題がクローズアップされ、受け入れ企業の労働基準法違反の問題や劣悪な職場環境の問題に対応するべく一昨年の…


大学の非常勤講師に就任するにあたって

以前のブログで少しだけ触れたのですが、今年4月の新年度から甲南大学で非常勤講師としてデビューすることになりました。 私はもともと工学部の電子工学科という今の私から誰も想像もつかないような分野を卒業しておりましたが、どういうわけか、講師を務めるのは経営学部で「国際ビジネス事情」という講座になります。ゼミに入る前の基礎課程の二年次の講座のため…


複雑な問題は二軸で切るとわかりやすい

最近TVを見ることが少なくなってきたのですが、先日たまたま見たテレビ番組で「初耳学」という一種のバラエティですが、林修先生が高学歴ゆえに社会に不満を募らせている高学歴ニートたちに特別授業を行う放送がありました。その番組では、「仕事で時間を浪費するくらいなら好きなことをしていたい」「かじれるスネがあるのだからかじって何が悪い」「好きな仕事じ…


飲食業は経営の教科書

飲食業界は参入障壁が低く、日々新規参入の飲食店が開店し、一方でどんどんつぶれています。飲食店経営は思いだけで始める人も多く、すぐに儲かる事業だと思ってしまいがちです。 親が飲食店商売をしていたのを引き継ぐ人もいますが、小さい頃からの夢として「お菓子屋さんをやってみたかった」「おいしいパン屋さんをやりたい」・・といったように、単にやりたいと…


久しぶりのCEATEC視察で驚いたこと

ほぼ10年ぶりに幕張で開催中の展示会CEATECを見に行きました。その様変わりに驚くとともに、まさに時代の変革を肌で感じたのです。今のCEATECしか知らない人にとってはわからないと思いますが、元々はいわゆる「エレショウ」と言われるエレクトロニクスショウがベースにありました。今のCEATECに変わって子として19回目とのことですが、エレショウの時代から家電見…


子供たちに社会実践教育を行うのは企業の責任

先日、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル」を見て、改めて次世代を担う子供たちへの実践教育の重要性を考えさせられました。 今回の番組では、以前プロフェッショナルとして紹介された仕事のプロが子どもたち集めて子ども大学を開講し、「仕事とは何か?勉強は何のためにするのか」を学び取っていく様子が描かれていました。第一回目として「ものづく…