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経営全般

FTA統括機能の充実が求められる

先回のブログでFTAの重要性について述べました。時は今、FTAがこれほど重要な局面を迎えたことはないと思います。アメリカと中国の貿易戦争は待ったなしの状況になっています。中国からアメリカに輸出される全ての産品に25%もの関税がかけられるのです。関税3%の差であったとしても、利益ベースでは30%もの影響が出てくる中で、25%の関税は事実上輸出が…


大卒定期採用は世界の中でも極めて特殊・・もうすぐ終わる

今年から甲南大学で講師の仕事を受託してすでに2回講義を行いました。講座に登録している学生は2回生から4回生まで合計250名以上いるので、とても出席など取れません。今のところ大体百数十名は出席しています。その中でポツポツとスーツ姿の学生がいます。ちょうど3回生が就活中で、「面接で授業を受けられないときどうしたらいいですか?」と聞いてくる学生が数名…


独立開業5年を迎えました

この4月で経営コンサルタントとして独立開業してちょうど5年、法人化して2年になりました。おかげ様で3月決算の昨年度は開業以来最高の売上を達成しました。この間いろいろ試行錯誤しながら、それこそ行き当たりばったりの事業でした。当初はやはり理念、ビジョンが大事だと、個人事業として立ち上げる前からまずそこから考え、形ばかりが先行していたような気がし…


世の中から駆逐される書店のビジネスモデル

AIの進化によって世の中の古いビジネスモデルはどんどん立ちいかなくなっています。以前から街の書店がどんどん減っているというのは実感そのものです。今まで少し大きなターミナルの近くやちょっとした商店街にも書店は必ずありました。 ところが最近改めて街の商店を見て、以前あった本屋がほとんど見かけなくなってしまっています。アマゾンなどネット販売の急拡…


中小企業でも残業上限規制の影響に要注意

この4月から働き方改革の推進で導入される「時間外労働の上限規制」が改正労働基準法で施行されます。時間外労働の上限は従来通り原則「月45時間、年360時間」ですが、短期間の突発残業に対応できるよう、1か月では法定休日労働を含んで100時間未満、2か月ないし6か月のどの月平均でも80時間以内、月45時間を超えることができるのは年6か月以内で年上限が720時間と…


世界に誇る日本の科学館を次世代に

いわゆる科学館といった類の体験展示館は日本にいくつあると思われるでしょうか? 日本には国立や都道府県立だけでなく個人の私財を投げうって作られた博物館や美術館が多くありますが、同じように科学技術館という施設もたくさんあります。国公立の科学館だけでなく、企業が技術をPRしたり社会貢献活動の一環で運営されているところもあります。文科省の調査によれ…


儲けを何に使うか

前回のコラムで、自分が稼いだ給料は社会や両親が教育投資してくれたおかげで得ることができた付加価値の対価であることを考えた場合、自分が好きなように使うのではなく、もっと将来還元できるように自分自身に投資するべきであるという主旨のことを伝えました。 これはあくまで個人が得た給料という視点からでしたが、企業という立場から考えた場合どういうことが…


人材育成は未来への投資

元マクドナルドの社員で現在講演家の鴨頭嘉人氏が高校生向けに講演をしていた動画を見ました。この方はさすがプロで、わかりやすくぐぐっと引き込まれる内容ばかりです。その講演で、高校生に「皆さんはアルバイトや将来企業で働くようになって得た給料は、全部自分が自由に使っても良いと思っている人は手を挙げてください」と問いかけました。ものの見事に全員が…


技能実習法運用における異常性

技能実習制度にはさまざまな問題が露呈してきています。そもそも本来発展途上国の産業人材育成貢献のために始まった技能実習が、昨今の人手不足の格好の受け皿として企業が活用する実態があります。その本音と建て前の挟間の中で、いろんな労務管理上の問題がクローズアップされ、受け入れ企業の労働基準法違反の問題や劣悪な職場環境の問題に対応するべく一昨年の…


大学の非常勤講師に就任するにあたって

以前のブログで少しだけ触れたのですが、今年4月の新年度から甲南大学で非常勤講師としてデビューすることになりました。 私はもともと工学部の電子工学科という今の私から誰も想像もつかないような分野を卒業しておりましたが、どういうわけか、講師を務めるのは経営学部で「国際ビジネス事情」という講座になります。ゼミに入る前の基礎課程の二年次の講座のため…