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年別アーカイブ:2018年

チャリティ番組と障がい者雇用のコンプライアンス違反

毎年、この時期になると某テレビ局が障がい者支援の24時間チャリティ番組を行っています。以前からこの番組に対しては、出演する芸能人に高額のギャラを支払っていることや、障がい者を見世物にしているような番組内容に違和感がありました。公共の電波を使い、極端に安い使用料で莫大な利益を上げているテレビ局が、自らの売上から寄付をするのではなく、チャリテ…


人と人とのつながりを感じる縁

ここ2、3か月ほど非常に多忙な毎日を送っております。一人で法人経営を行っておりますので、すべて一人で業務をこなす必要があるため、時間的な限界を感じつつ皆様のお役に立てればと頑張っております。 海外展開による事業発展を目指す日本企業の海外経営のお役立ちのために個人事業を立ち上げて早くも4年を過ぎ、法人化して1年半となりました。順調に事業拡大して…


次世代につなぐ付加価値

休暇を利用して久しぶりに家族で立山黒部アルペンルートを旅行してきました。私が子供の時、関西電力に勤務していた父に連れられて、黒四ダムに行ったことがありますが、立山側に抜ける室堂や弥陀ヶ原には行っていませんでした。今回は富山側からアルペンルートを通り抜け、日本で最も高い2450Mにあるリゾートホテルのホテル立山で一泊して、二日目にトロリーバス、…


顔が見える企業 ~顧客に提供する「信頼」の価値~

博多の辛子明太子の老舗「ふくや」の工場見学やワークショップができる情報発信ショウルームを訪問してきました。 ショウルームとしては会社の歴史や企業としての考え方を積極的にPRする機能を持っているわけです。前職においてもベトナムでコーポレートショウルーム兼教育貢献施設の運営責任者をしておりましたので、企業のブランド価値を向上させるためにも重要な…


ベトナム人経営者の真剣な2週間

ベトナムの経営人材育成支援のODAプログラムとして続けられている「経営塾」は年々実績を積み重ねており、私自身も5年前から研修講師として年に一週間分を担当しています。現在4クラスが同時に時期をずらしながら走っており、毎年4週間はベトナムに講師の仕事で出張しています。この「経家塾」ではベトナムでテーマごとに一週間のセッションが合計8本あり、その…


曲がり角にきた外国人技能実習制度

昨今、外国人技能実習制度に関して様々な問題が表出してきたというのは多くの方が認識されていることです。受け入れ企業側の問題から、労働基準法を無視したような労働を強いたり、また送り出し側にも研修費の名のもとに多額の借金で縛りつけたりするなど、本来発展途上国の産業人材を育成していくための国際貢献の主旨が大きくねじ曲げられていました。その結果、…


B2B製造業にとってのブランド戦略

先週、食品工場などで使われる特殊な難液用ポンプの専業メーカーである「兵神装備」の主力拠点を見学させていただく機会がありました。いわゆる典型的なB2B製造業なのですが、非常に感銘を受けたのが、「ブランド戦略」を重視した経営を行っておられたことです。 ややもすればB2B製造業はブランドを軽視しがちです。通常顧客は特定企業であり、広告宣伝に費用をかけ…


働き方改革法の成立で迫られる生産性改革の取組み

先月、ようやく働き方改革関連法が成立しました。私はこの「働き方改革」が叫ばれるようになってずっと違和感を覚えていました。少子化が加速化している今、このような多様な働き方改革で本当に日本は発展していくのだろうかと疑問に感じ、特に一番不思議に思ったのは、働き方という言葉には、労働力の投入の仕方にしか視点はなく、アウトプットの効率性などはほと…


生涯7回目のパスポート更新

パスポートの期限が残り半年を切ったことで先月末に新規バスポートへの更新をしました。ベトナムなど国によってはパスポート有効期限が半年以上ないと入国を認めないところがあるためです。海外に初めて行ったのが社会人になってからでしたので、今まで何回パスポートを取得したか数えてみますと7回目でした。当初は5年有効のパスポートしか取得できなかったので…


日本企業が大事にする価値観と外国企業の感覚のずれ

日本企業や日本人にとっては当たりまえのことで、なかなか外国企業の経営者には理解されないことがよくあります。これらは商習慣の違いだけではなく、文化土壌や常識に対するずれが原因となっているときがあります。これは外国企業との取引や契約交渉において表面化してきます。この違いの原因を予め理解したうえで外国企業とつきあったり交渉する必要があります。…