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人と人とのつながりを感じる縁

ここ2、3か月ほど非常に多忙な毎日を送っております。一人で法人経営を行っておりますので、すべて一人で業務をこなす必要があるため、時間的な限界を感じつつ皆様のお役に立てればと頑張っております。

海外展開による事業発展を目指す日本企業の海外経営のお役立ちのために個人事業を立ち上げて早くも4年を過ぎ、法人化して1年半となりました。順調に事業拡大してきたわけではなく、支援先企業もどんどん発展されて、いわゆる卒業されていかれるため、継続的に支援先企業数が増えるというものでもありません。当然一人で営業も行う一方、小規模法人であるためブランドバリューもないため、新規顧客との出会いとご支援の契約はそう簡単ではありませんでした。

ただ、この半年前ぐらいから、いろんなところから様々なお問い合わせや引き合いを受けることが多くなってきました。もちろん、地道にブログなどでも情報発信や、各方面でのセミナーなどの講演を続けてはいましたが、明らかにこの半年前ぐらいから変化を感じるようになってきたのです。

コンサルティング事業を生業としている場合、もっとも重要なのは人と人とのネットワークだとつくづく感じます。クライアントの立場から考えますと、いくらブランド力があるコンサル会社であっても、そこにコンサルティングをお願いするかどうかとは直結しません。悩みや課題に正面から向き合い、何等かのソリューションを提供してくれるところと一緒に仕事ができるかどうかがカギとなると思っています。クライアントにとってもベストのコンサルタントの出会いは大変難しいものです。それは、いくら立派なカタログやウェブサイトであっても、本当に有益なアドバイスを提供してくれるかどうかは保証がありません。

やはり最終的には相談を通じた面談で専門性や支援能力を推し量って決めることになりますが、ここに至るまでの選択肢として判断基準となるのは、今まで得られた口コミ情報であったり、人からの紹介やセミナーや講演を通じたフロント情報が中心です。私は今までセミナー講演などはご依頼があれば積極的に引き受けてきましたし、自社主催のフロントセミナーも無料で開催して個別相談にも応じてきました。なかなかそれでも新規顧客との出会いは少なかったのですが、この半年ほど前から各方面からのご相談や講演依頼の件数が急増してきたのです。まだまだ新規クライアントと正式契約を締結できている数が少ないですが、明らかに傾向に変化が見られます。お問合せをいただく企業様にコンタクトいただいた理由を伺いますと、ウェブサイトでブログをずっと見ていたとか、ベトナムの専門家としてあちらこちらで名前が出てくるとか、以前工業会や産創館でのセミナーで講演していたのを聞いたことがあって、そのときの資料を社内で役立てているとかという声が目立ってきたのです。

ベトナム経営塾の研修でも企業との縁

最近、ベトナムの経営者研修で日本研修でのお手伝いもさせていただき、大阪のあるメッキ事業の会社を訪問しました。そのときの社長様と名刺交換させていただいたとき、私の社名と名前を見られて、昨年私が大阪鍍金工業会で「本国事業の成長発展につなげる海外経営の実践」のセミナー講演を行っていたのを聴いていたとおっしゃられたのです。世間は狭いものだと感じるとともに、こういった積み重ねがベトナムの専門家としてのブランド価値につながると改めて認識しました。

またベトナム経営者ともフェイスブックを通じて友だちになっており、今や友だちの数では日本人よりも多くなっています。その友だちの一人で経営塾生から、日越貿易に携わっている友人を紹介したいとのメッセージがあって、紹介を受けたベトナム人とコンタクトを行い今度来社いただくことになりました。

ベトナム人だけではなく、日本の中小企業ともいろんな相談をいただくケースが急に増えてきました。コンサルティングはやはり人と人との縁が結びつくことで信頼性を担保していく典型的なネットワークビジネスであると改めて感じています。

さらに紹介が紹介を発生するような人のつながりを大事にしていきたいと思っています。