本社移転で新たな誓い

既にフェイスブック等でお知らせしておりますが、7月1日の朝一番に法務局で本社移転登記の申請を行いました。本社を移転した理由は、5年間使っていた共用事務所が書類や書籍資料であふれて手狭になってきたためですが、顧客企業や関係先との接触が増えるに従い、半分生活できる環境で利便性の高い大阪市内で宿泊と業務を行える機動的な業務拠点を確立することを考えました。通常賃貸事務所では宿泊設備がない一方、居住用賃貸住宅では基本的にオフィスとしては使えない条件のところが多いので、移転先の選択にはいろいろと検討をしました。

この度、本社の住所は同じ中央区ではありますが、本町から谷町八丁目に移転致しました。ベトナムへの長期出張が重なっていたため、なかなか移転準備が進まなかったのですが、しかもG２０で月末に移転するのが難しかったので、一週間前の日曜日に集中して書類の引っ越しを行うとともに、バタバタと什器関連の発注、配達、組立、ネット環境の整備を行い、何とか7月1日の午前中に移転登記を何とか行うことができました。ただ、まだまだカートンボックスがあふれており、お客様に来ていただくにはもう少し時間がかかりそうです。実は、エアコンもまだ設置できていないのです。

飛躍の架け橋®に相応しい貢献分野の拡大を目指して

今回の本社登記移転に伴い、住所はもちろん電話番号も変わりますので、当然のウェブサイトの修正も同時に行う必要がありました。当社では中小企業のベトナム展開支援を主体に行っておりますが、社名の「リープブリッジ®」が示す「飛躍の架け橋®」を事業コンセプトとして登録商標にしたように、中小企業が海外展開を成長発展につなげる架け橋としての役割を果たしたいという理念を明確化して、事業のお役立ちの幅を広げてきました。事業紹介パンフなどには既に表現していますが、今回の移転登記を機にウェブサイト修正で、「次世代につなげる中小企業の海外経営～海外展開は飛躍の架け橋®」を前面にトップページを中心に変更させていただきました。

ホームページ全体は大幅なリニューアルではなく、住所や電話番号、アクセスなどを中心としたマイナーリニューアルですが、より明確に理念をお伝えできるものと考えております。

実際、事業の範囲も中小企業のベトナム展開支援から、企業の海外人材育成研修の実施、ODAを通じたベトナム人材の育成貢献、日本企業とベトナム企業の経営支援を通じた提携の仲立ち、次世代育成のための科学教育の支援や大学での国際ビジネス事情の講座担当など幅広くなってきました。丁寧かつ地道なお役立ちをモットーにしていますので、人を増やして体制を充実させて事業拡大を図るところまでは考えていません。理念に沿った企業支援の幅よりも深さを求めていきたいと思いを新たにしています。

今週はベトナム経営塾の日本研修に随行しています。

企業訪問を通じて日本経営の神髄を学んでいただくとともに、JICAや中小機構、銀行の協力を得て、日本企業とのマッチングのイベントを実施しています。すぐに提携が実現するというのは難しいですが、日本企業にとってもベトナム企業にとっても商談会の実施は大変満足が高い評価を受けています。少しでも新たなビジネスにつながればうれしいです。

そして明日はいよいよ第一グループの最終報告会を名古屋のJICA中部で実施する予定です。どのようにまとめてくれるか楽しみにしています。

また、引き続き第二グループが今日福岡に入ってきています。そちらの方も高松での商談会等を通じ有益な日本研修となるべく支援をしていくつもりです。さらに、第三グループが23日から訪日して東京、大阪での商談会も予定しています。毎年多くのベトナム人材育成貢献が未来につながることを期待して頑張りたいと思います。