このページはJavaScriptを使用しています。
ご使用中のブラウザはJavaScriptが無効になっているか、JavaScriptに対応していません。
サイトを正しく表示、ご利用いただくには、
JavaScriptを有効にするか、JavaScriptが使用可能なブラウザでアクセスして下さい。

新時代「次世代につなぐ」~ライフワークとして~

本日、新天皇陛下が即位され、平成時代が幕を下ろし、新時代「令和」の初日を迎えました。昨日からの退位の儀式や新天皇陛下の剣璽等承継の儀など一連の厳かな儀式を拝見し、日本が時代を超えて連綿と承継してきた歴史の重さを改めて感じました。

今を生きる我々自身の存在は、祖先が次世代につなぎ引き継いできた歴史あればこそとの思いを新たにしました。特に日本は世界で最も長く続いている国家です。その国民統合の象徴として天皇陛下を擁くことができている国として誇れるものであり、実際海外に滞在していたときも含め、日本の皇室に対する尊敬、羨望の眼差しの理由も改めて納得できました。

次世代につなぐ使命感とライフワーク

弊社のキャッチフレーズは、「次世代につなぐ飛躍の架け橋」です。事業の中心は、中小企業の海外展開支援コンサルティングですが、その根底にある理念は、中小企業が次世代に事業を継承発展していくためには海外展開なしには生き残れない時代となり、企業が飛躍発展していく架け橋となりたいという思いです。私が残された人生において、常に頭から離れないキーワードが「次世代につなぐ」です。企業の創業者から引き継がれてきた事業の思い、理念を次の世代につないでいくことが、日本全体の社会、経済の発展継承と同じ意味であると信じています。次につなぐ人がいなければ、会社は廃業しなければなりません。先祖がつないできた家系は断絶します。町や村は寂れていきます。そして国が持たなくなります。国は人があってこそ、人がつないでこそ、国民を支えていくことができるのです。少子高齢化が加速する今、次世代に人をつなぐ責任をどう果たしていくのか、非常に憂いを感じています。昨今、自分が良ければ他はどうなっても構わないと考えている人が増えているように思います。私は特定の政党に偏った信条を持っているわけではありませんが、やたらと人権や正義を振りかざす左翼政党やマスコミは、本当に日本の発展と国民の幸せを求めているのか疑問に感じざるを得ません。

次世代につなぐ中小企業の海外展開を支援する事業だけでなく、ここ何年かは次世代育成に貢献する人材育成に関連する仕事が自然と増えてきました。今では海外展開コンサルティングよりも企業の人材育成研修や、ODAの一環であるベトナム人経営人材育成のための経営塾講師や中小企業診断士としての経営ノウハウに関するセミナー、そして今年より次世代の経営人材輩出に向けた甲南大学経営学部での非常勤講師を受託するなど、まさしく「次世代につなぐ」関連の仕事が中心になってきました。

新時代「令和」を迎えた今、私に与えられた使命は、今まで両親や祖先、先達による教育のおかげで受け継ぐことができた能力、スキルを、そのまま持ったままで人生を全うするのではなく、ありとあらゆる機会を通じて「次世代に残す」ことにある、つまりライフワークそのものとしてブラッシュアップし活動の幅を広げていくべきだとの誓いを新たにしました。

皆さんは自分の子孫、これから生まれてくる日本人に何を残しつなぐことができますか?

「次世代にカネを残すのは鉄の斧」

「次世代に仕事を残すのは銀の斧」そして、

「次世代に人を残すのは金の斧」