このページはJavaScriptを使用しています。
ご使用中のブラウザはJavaScriptが無効になっているか、JavaScriptに対応していません。
サイトを正しく表示、ご利用いただくには、
JavaScriptを有効にするか、JavaScriptが使用可能なブラウザでアクセスして下さい。

ハイフォンで経営塾講師をやっています

Phim: Chương trình khai giảng chuyên đề 8 lớp Kei 1 Hải Phòng:

Minh Tríさんの投稿 2017年4月18日

今週月曜日からハイフォンで経営塾講師の仕事をやっています。
経営塾とは、JICAのODAプロジェクトとして、ベトナムの経営人材育成に貢献していくため、ベトナム日本人材協力センター(VJCC)の人材育成研修プログラムとして実施されている経営塾に日本型経営研修のプログラムを組み込んで実施されているものです。ベトナム全体でほぼ20名前後の企業経営者を対象として1年をかけて行われます。ベトナムでの経営研修に加え、日本研修も組み込まれていて、足掛け8年目の長期JICA支援案件となっており、私が関わらせていただいて4年目になります。

当初はベトナム全体で一つのクラスだけでしたが、3年前からハノイとホーチミンの2クラスに分かれて実施されるようになりました。この経営塾の成果がベトナム国内でも評価され、近隣諸国やベトナム国内でも同じような人材育成支援が求められるようになりました。そして今年からハイフォン市が是非開講してほしいということで、私が担当しているカリキュラムの「ビジネスプラン」についても、今回初めてハイフォンで実施することになった経緯です。

ハイフォンは港町であり、企業の業種も一般的な製造業というよりも、素材や建設資材関連などインフラ整備分野の企業から研修生が参加しています。といっても、ハイフォン市が主導して企業に半ば無理をして参加を求めたため、第一期である今回の参加者のモチベーションは、回数を重ねているハノイやホーチミンの参加者よりは低いという印象です。最初だから仕方がない面もあると諦めていますが、研修の時間は守らず遅刻は常習ですし、講義の途中でも勝手に電話をしていたり、私語も多く研修中の集中度合いは高いとは言えません。一応注意はしますし、こちらがキレて腹を立てても仕方がないので、プログラムのレベルを柔軟に調整しながら何とか3日間を終えました。今までとは違い正直大変疲れます。あと2日間ありますが、少しでもスキルと意識レベルがアップしてもらえればと考え、頑張ってやり抜きたいと思います。