大阪勧業展2017にブース出展します
大阪府内すべての商工会議所・商工会が開催する多業種型総合展示商談会「大阪勧業総合展2017」が、10月18日と19日の両日、マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2-5)で行われます。
今回法人化後、2度目のブース展示出展致します。関西地域の多くの企業は、海外展開は成長発展のための重要性を認識されておられます。ところが中小企業にとって資金面や人材面などで不安が大きく、海外展開のノウハウを持っていないため今一歩が踏み出せないところが多いのです。海外展開にあたってはまずジェトロや中小機構など公的機関に相談をされるのが一般的です。ただ、基本的に無料支援で得られる価値は限られています。
私自身も、公的機関の海外展開のアドバイザーとして多くの中小企業を支援してまいりました。しかしながら、同時に公的機関支援の限界も感じていました。一人のアドバイザーが多くの企業支援を担当するために、必ずしも個別企業の状態に合わせて寄り添った支援、つまり経営パートナーレベルでの支援が難しいということがあります。公的機関の支援実績に対する評価は、表面的な支援時間の累計であったり、海外展開件数の実績が重視されます。しかも、予算年度単位での制度であるため、毎年3月には予算消化の決算のため事実上支援活動が止まってしまい、継続的に海外経営をサポートするには困難な点があります。
とりわけ一番課題であるのが、海外展開後にこそ様々な支援が必要であるにもかかわらず、公的機関としては展開後の経営支援はほとんど手が及ばない点にあります。展開後にこそ企業に寄り添い、日常経営の課題を解決支援するパートナーが必要なのです。公的機関も海外現地にも事務所があって、様々な支援活動プログラムがあります。ただ、どうしても情報提供レベルに留まっているのが実態ですし、展示会支援や販路マッチングなども、あくまで場の提供でしかないのです。
展示会を通じて伝えたい弊社の価値
顧客や販路開拓をどう進めていくか、経営管理体制をどう確立するか、人の採用・育成をどう進めていくべきか、これらの課題は、企業ごとに事情が異なるのです。一般的な支援活動ではどうしても上滑りしてしまいます。また、個別の経営問題が発生したときには、現地でも会計・法律コンサルや弁護士、人事コンサルなど専門コンサルの支援を受けることができます。
中小企業が本当に困っていることを親身になって支援できるコンサルタントとは、公的機関や業務オペレーションのアウトソーシング的なコンサルタントではないと思っています。海外展開の手続き支援だけでは不十分です。海外拠点の立ち上げ支援や情報提供だけでも不十分です。中小企業の本体事業の成長戦略に海外事業を位置づけ、一気通貫で日本側と現地側を一体支援できる機動力あるコンサルタントが求められています。
仕業といわれる弁護士、税理士、行政書士、司法書士、弁理士だけでなく、たとえ中小企業診断士であっても、企業の「海外経営」を日本と海外を一体で経営支援できるコンサルタントは極めて限られています。どうしても企業の多くは、外部コンサルタントをコストで判断してしまいがちです。海外経営のノウハウを新入社員一人の人件費以下でフルに活用できる価値を展示会を通じて理解してもらいたいと思っております。特に、「海外展開後」にお悩みの中小企業を応援というコンセプトで出展します。
10月18日~19日 マイドーム大阪の3階ブース No.E-01で皆様のご来場をお待ちしております。