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補助金や融資審査で採択されるビジネスプランとは

国や様々な公共団体等の中小企業支援政策として、新事業や創業を支援する補助金制度や融資制度が提供されています。当然申請すれば資金を提供してもらえるわけではありません。政策の方向性に沿った公的資金の投入に対してリターンが期待できるかどうかについて経営計画書、つまりビジネスプランが審査されて採択が決まります。

どんなに経営者自身が収益が確実だとの思いがあっても、審査員が客観的に採択に値すると評価できる経営計画書にまとめられないと何度申請しても不採択となります。経営者にとっては日常業務において、ビジネスプラン作成に向き合い、作り込む時間的余裕もなく、審査のハードルを乗り越えられるような計画立案スキルを有している人はかなり限られます。

そこで補助金申請などで採択されるよう経営計画書策定の専門コンサルタントや認定経営革新等支援機関に支援アドバイスを依頼することが多いと思います。

ところが限られた時間の中で、経営者からのヒアリングだけで計画書としてまとめるので、どうしても経営計画書そのものが具体性のある根拠を示せず、結果として審査員視点から見ると、経営者本人の魂が入っていないというのが一発で見透かされるのです。

またいわゆる補助金申請を売り物にしているコンサルタントも、実際には経営戦略の構築や経営計画の策定専門家が支援しているのではなく、支援業務の営業マーケティング会社というのが本当の姿というところも多いようです。実際の支援は中小企業診断士とつないで業務を委託する、つまり平たく言えば企業と中小企業診断士の間をマッチングさせて、成功報酬を高率でピンハネしている事業者も多いのです。

企業が成長発展するために補助金や融資の支援を仲介するような事業者に依頼するのではなく、企業経営者と一緒になって経営を伴走し、経営者自ら経営計画を策定し実践するための支援者は、中小企業診断士が活躍できる真骨頂であると思っています。

しかし中小企業診断士はまだまだ企業内診断士も多く、実際に中小企業に情報や価値を直接提供する努力は十分でないと思います。経営のスタートは「なぜその事業なのか?」を具体的に経営計画の策定に落とし込むことからであり、経営計画書の作成は経営責任者自身がやるべき仕事そのものです。

外部のなんちゃって補助金支援の営業マーケティング会社に騙されてほしくはないとの思いから、経営者自らどのようにビジネスプランを作成したら良いのかについて無料セミナーを実施することにしました。合わせて実践するための「ビジネスプラン経営塾」を提供することにより、経営者自らが策定する経営計画書が一番の補助金や融資の採択につながると信じています。