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ブログ

バンコクの変貌を体感

  今回久しぶりにタイのバンコクに行ってきました。最近ではほとんどベトナムに関連した仕事が多かったため、東南アジアでも他の国に行く機会が減ってしまっていました。今回改めてやはりベトナムと日本だけ見ていては国際経済のダイナミズムな動きからずれてしまうという実感を持ちました。まして日本国内だけで事業をやっている企業にとって、海外事業と直結…


外国人雇用における在留資格制度の運用課題

少子高齢化の加速による労働力不足が顕著になる中、外国人労働者の数がうなぎ上りであることは、日常生活上もコンビニなどあらゆる場面で外国人とかかわりが増えていますし、実際企業においても働いている外国人が増えていることがごく一般的な状況になっています。 一方で、不法滞在の外国人が増えているとか、外国人雇用で資格違反があって強制送還されたり、企業…


悩ましいベトナムの賄賂問題とリスクマネジメント

  ベトナムで悩ましい問題の一つに「賄賂」があります。日本から進出した企業にとって、大企業であろうと中小企業であろうと、現地の公務員から裏金を要求されたり、取引先の購買担当からバックマージンを要求されたりすることは日常茶飯事です。要求されること自体を逃れることはまず無理かと思います。しかし、外国公務員に賄賂を渡して便宜を図ってもらうの…


2019年はメディア革命の節目として語り継がれるだろう

2019年はオールドメディアがインターネットに敗れ去ったメディア革命の年として語り継がれるでしょう。今世紀に入ってインターネット普及が加速し、私たちのライフスタイルが日進月歩で変わっていく環境の変化を肌に感じることが多いのですが、昨今ではYouTubeやTwitterなど動画情報を個人が発信するプラットフォームが発達し、その動画への広告収入によって生…


社会資源を利用するだけで価値を生み出せない企業の運命

企業は社会の発展に貢献してこそその存在価値があります。儲けられるなら何をやってもいいわけではありません。法律を遵守せず、地球環境に悪影響を及ぼしたり、詐欺的な事業や不当な労働環境で従業員を働かせたりするなどして利益至上主義で批判されている企業が後を絶ちません。こういった企業は社会に存在してはいけないのです。なぜなら企業は、他人や前の世代…


企業は従業員教育投資をまじめにやっているのか

最近は政府が打ち出す政策の「働き方改革」というキャッチフレーズにはずっと違和感があったのですが、今年はいよいよ「生産性革命」というわけのわからない言葉には、違和感を通り越して、実務を知らない役人が言葉遊びをしているという印象しかありません。「革命」という語感からは歴史的な政治体制の革命には程遠く、いわゆる革新政党自身の有言不実行の口だけ…


やってしまった! 年末にぞっとした事件の顛末

この一年は非常に仕事の幅が広がりました。日本企業の海外展開支援を中心に人材育成研修や海外提携のお手伝いなどを通じ、企業の海外事業基盤の強化の仕事が増えました。今年はそこから新たに大学での非常勤講師として大学生に国際ビジネスの実践経験や海外経営のノウハウを伝える仕事に加え、新たなキーワードとしてSDGsの取り組みにおける環境経営の貢献など、新…


入管は本当に国益に沿った仕事をしているのか

  今年最後のベトナム出張で今週はハノイで仕事でした。この一週間いろいろと新たな生の情報に接するにつれ、日本の閉鎖性にうんざりするような気分になりました。特に、日本の入管は本当に国益に資する仕事をしているのか、疑問に感じざるを得ないことがありました。 既にニュースに接しておられる方もいるでしょうが、現在ベトナムは日本や韓国を含めて欧州…


本格専門で尖がることが生き残る条件

最近新たなスタイルの飲食店が広がっています。地下鉄新大阪駅のエキマルシェやヨドバシLINKS、そして先週からウメ地下の泉の広場の大改装によって、目新しい特徴ある様々な飲食店がオープンしています。それらは大手の飲食チェーンによる新店舗ではなく、地域の特徴ある専門店が集積しているコンプレックスによる一つの街づくりといった作りで、多くの来客で賑わっ…


サムソンのベトナム事業拡大の影響に警戒せよ

私がベトナムで勤務していた2010年から2013年の間に、サムソンはハノイ近郊に携帯電話の一大製造拠点を作り上げていました。そのときからベトナム政府に単独で極端な優遇措置を要求し、空港にサムソン専用の貨物ターミナルを作らせたり、会社内に税関を置かせたりといった特別に便宜をベトナム政府に実現させていました。もちろん土地使用権や法人所得税の…