このページはJavaScriptを使用しています。
ご使用中のブラウザはJavaScriptが無効になっているか、JavaScriptに対応していません。
サイトを正しく表示、ご利用いただくには、
JavaScriptを有効にするか、JavaScriptが使用可能なブラウザでアクセスして下さい。

年別アーカイブ:2019年

やってしまった! 年末にぞっとした事件の顛末

この一年は非常に仕事の幅が広がりました。日本企業の海外展開支援を中心に人材育成研修や海外提携のお手伝いなどを通じ、企業の海外事業基盤の強化の仕事が増えました。今年はそこから新たに大学での非常勤講師として大学生に国際ビジネスの実践経験や海外経営のノウハウを伝える仕事に加え、新たなキーワードとしてSDGsの取り組みにおける環境経営の貢献など、新…


入管は本当に国益に沿った仕事をしているのか

  今年最後のベトナム出張で今週はハノイで仕事でした。この一週間いろいろと新たな生の情報に接するにつれ、日本の閉鎖性にうんざりするような気分になりました。特に、日本の入管は本当に国益に資する仕事をしているのか、疑問に感じざるを得ないことがありました。 既にニュースに接しておられる方もいるでしょうが、現在ベトナムは日本や韓国を含めて欧州…


本格専門で尖がることが生き残る条件

最近新たなスタイルの飲食店が広がっています。地下鉄新大阪駅のエキマルシェやヨドバシLINKS、そして先週からウメ地下の泉の広場の大改装によって、目新しい特徴ある様々な飲食店がオープンしています。それらは大手の飲食チェーンによる新店舗ではなく、地域の特徴ある専門店が集積しているコンプレックスによる一つの街づくりといった作りで、多くの来客で賑わっ…


サムソンのベトナム事業拡大の影響に警戒せよ

私がベトナムで勤務していた2010年から2013年の間に、サムソンはハノイ近郊に携帯電話の一大製造拠点を作り上げていました。そのときからベトナム政府に単独で極端な優遇措置を要求し、空港にサムソン専用の貨物ターミナルを作らせたり、会社内に税関を置かせたりといった特別に便宜をベトナム政府に実現させていました。もちろん土地使用権や法人所得税の…


ベトナム人の若者は未来への架け橋

日本に多くのベトナム人が技能実習生や留学生としてやってきていることはほとんどの方がご存知のことと思います。その在留者数だけでも30万人を超えます。コンビニや飲食店従業員の多くでベトナム人が働いていますし、実習生が基本的に休日となる週末には、繁華街を歩いている姿をよく見かけるようになりました。 日本側から見ると、このような現実の姿しか見えて…


ベトナム人経営者のレベルアップは着々と

先週、ベトナムで行われた経営塾10周年記念式典に担当講師として出席してきました。この経営塾は以前からブログで紹介していますが、JICAのODAにおける技術援助の一つとして10年前から続けられている経営人材の育成塾の取組みです。 ODAには円借款や無償供与などを通じてインフラ整備事業への貢献の他に、技術援助分野におけるボランティア人材や、専門家の派遣…


ベトナムの湧き上がる活力

最近では珍しく2週連続でハノイに出張してきました。今年で既に5回目のベトナム出張です。あと今年中に1回か2回は行くことになっていますので、現役の時以上に頻繁に日本とベトナムを往復したことになります。今まで数十回はベトナムに出張していますので、改めて感心することもないと思われるでしょうが、出張の度に新たな発見があり、それこそ日進月歩してい…


改めてベトナムの動きとの格差を感じる

先週は大阪府と沖縄県の中小企業診断士協会のベトナム視察旅行に随行していました。視察メンバー参加という立場ではなく、ベトナムに精通しているということから視察先のアポイントを含めた行程コーディネーターの役割でした。今回はハノイで総勢38名の大人数の視察となりました。私自身が案内役でしたので、ほとんど知った我が家という感じですし、だいたい年に…


労働生産性改革待ったなし

少子化問題と切り離せない重要な概念に「生産性」があります。以前LGBTと関連して国会議員が雑誌で「生産性を生まない」と論じたことが、差別問題として短絡的に批判されて大炎上しました。本人の論じた文章を見ると、決してLGBTは子供を産まないから生産性がないとは言っていなかったのですが、本人が本当に触れたかった社会を維持していくための生産性向上の政策…


ホーチミン出張所感 その②

先週のホーチミン出張時の所感その②「ベトナムの展示会で感じた公的機関による海外展開支援の問題点」です。 ベトナムで比較的大きな製造業関連の展示会である「METALEX」を見学してきました。METALEXは工作機械と金属加工ソリューションの国際展示会で、毎年ホーチミンで行われています。毎年視察することはできませんが、前回2年前に視察したときと比べて定点観…